三重テレビ『ゲンキみえ生き活きリポート』2013年1月20日放送

高田本山の『お七夜』に合わせて、今年新たに開催されたマルシェ!
仲ノ町通りの古民家や空き店舗に可愛い雑貨のお店が20店舗以上出店!
ワークショップや展示会など楽しいイベントも盛りだくさん!
お気に入りの一品を見つけよう♪

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みなさんは『お七夜』を知っていますか?
1月9日から16日までの七昼夜、親鸞聖人の遺徳に感謝して行われる行事で、津市一身田の高田派本山専修寺でも、毎年開催されています。

それに合わせ、専修寺の門前には多くの露天が並び、たくさんの人で賑わいます。


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そして高田本山の寺内町で今年、新たに開催されたのが、『お七夜マルシェ』。
これまであまり縁がなかった若い世代にも足を運んでもらい、地元商店街をもりあげようという試みで、県内各地から出店者を集い、実現にこぎつけました。


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一身田商工振興会副会長の吉原人之さんに、『お七夜マルシェ』についてお聞きしました。

吉原「商店街の活気を取り戻すため、商工会の30代、40代の若手が中心となって企画しました。1年のうち、1日、2日だけでも賑やかな一身田にしたいと思っていたので、今日を迎えることができて嬉しいですね」


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当日の朝は、県内外から集まった出店者のみなさんが慌ただしく開店準備をしていました。
実はお店が出されるのは、商店街にある古民家の一角やガレージなどの空間。
この機会に町を見て知ってその魅力を感じてもらおうというのも、今回の目的です。


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『お七夜マルシェ』に着物を着て訪れた人には写真撮影の無料サービス。
しかもそれだけではありません。
地元醤油メーカーが協賛して、なんとその写真をラベルに。
世界でひとつのオリジナル醤油としてプレゼントします!

さらに、『お七夜マルシェ』のチラシに付いていたクーポンを持って来た人にはぜんざいのふるまいも!
屋外でのイベントならではの、あたたかい気づかいですね。


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マルシェに出店したお店の一部をご紹介。
こちらのお店は輸入雑貨を扱っています。


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なんとこちらは、理容室のガレージを利用!
手編みや手縫いの作品のい販売、さらに子どもさんの絵を刺繍してくれるそうです!
また、ユーカリのリースはミントのようなさわやかな香りで、空気をキレイにする作用があるとのこと。


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商品の販売だけではなく、押し花アートの体験ができるお店も。


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中にはこんな素敵な古民家を借りて、お店にしているところも。
近所のお客さんの中にも、この建物には入るのは初めてという人がいて、商品と共にその雰囲気を楽しんでいました。


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以前ご紹介した『三重ママサロネーゼclub』も出店。
clubの教室で活躍しているお母さん方の作品出店や手作り体験の他、輪投げなどの縁日の催し物を用意。
家族そろって楽しめるように工夫されています。


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こちらは以前、『クラフト&雑貨マルシェ実行委員会』でご紹介した『やまちゃんずはうす』。
オーナーの山中さんは、『クラフト&雑貨マルシェ実行委員会』の実行委員代表でもあるのです。

山中「いつもは芝生など自然の中でのマルシェですが、扱っているものが古い雑貨やアンティークということもあり、古民家や古い町並みに溶け込んでいて、楽しいですね」

『お七夜マルシェ』は、わずか2日間の開催ながら、たくさんの人で賑わいました。
若い世代の人に来てもらい、町の魅力を知ってもらいたい。
地元の人に改めて足を運んでもらい、町の魅力を再発見してもらいたい。
お七夜マルシェはそんな夢を実現したようです。